米財務省は21日、来年2月10日から発行する新100ドル紙幣のデザインを公表した。
「3次元(3D)安全リボン」と呼ぶ高度な技術で偽物かどうかを簡単に判別できるようにしている。
紙幣の中央に縦に描かれた青いリボン(帯)を角度を変えて見ると、リボン上で100の数字と鐘の模様が動いて見える。中央右下のインクつぼの中に 描かれた鐘も、角度によって浮かんだり消えたりし、茶色や緑色に色も変わるらしい。
現行の100ドル紙幣は新紙幣発行後も使えるそうです。
気になる新紙幣の肖像は、今と同じ米国の政治家であるベンジャミン・フランクリンを使った。
100ドル紙幣の変更は1996年以来。米財務省は偽造対策で2003年から、5ドル以上の紙幣を順次、新しいものに切り替えている。